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リチウムイオン蓄電池からの火災が増えています
記事ID:0022048
更新日:2024年11月1日更新
リチウムイオン蓄電池からの火災が増えています
リチウムイオン蓄電池からの火災が増えています。
近年、リチウムイオン蓄電池からの出火が増加しており、令和5年中に発生した製品火災の調査結果によると、製品火災182件のうち62件がバッテリー及びバッテリーを含めた電気用品によるものでした。
リチウムイオン蓄電池による電気火災を防ぐための主な事例と対策
火災事例
- 落下・浸水したモバイルバッテリーを使用していたところ火災となった。
- モバイルバッテリーが暖房器具の温風により加熱されたことで火災となった。
- 車内に置いていたモバイルバッテリーが高温により加熱され火災となった。
対策
- 破損・膨張などの異常のある場合は使用しない。
- リチウムイオン蓄電池は熱くなる場所に放置しない。(外部からの熱に非常に弱いという性質を持っています。)
- 真夏の車内や直射日光が当たりやすい窓際など高温になりやすい場所には放置しない。(春や秋でも暑い日は要注意です)
その他一般的な対策の例
- むやみに家電製品を分解・修理・改造しない。
- 水のかかる場所では使用しない。
- 定期的に異常がないか確認し、危機に深い傷や変形・焦げた跡などの異常がある場合は使用しない。
- 耐用年数を超過した製品は使用しない。
- リコール情報を確認する。
※製品の取扱説明書の指示に従い、正しく使用・管理することが重要です。
リチウムイオン蓄電池等の充電式電池を含む家電製品等を廃棄する場合
充電式電池等による廃棄物処理施設等における火災も増加しています。
不燃ごみとして廃棄された「モバイルバッテリー等(電子たばこを含む。)」や「コードレス掃除機」、「ノートパソコン」、「電動アシスト自転車」等に含まれる充電式電池が廃棄物処理施設内で圧縮され、破損したため火災となった事例もあります。
※幸田町の分別ごみの分別区分にしたがってごみを出しましょう。
製品火災について<外部リンク>
再現映像(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)<外部リンク>