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風水害ハザードマップ
概要
近年は、全国各地で台風や大雨による土砂災害や洪水などによって甚大な被害が発生し、多くの人が亡くなっています。幸田町でも、平成20年8月に時間雨量116.0mm、総雨量404.0mmを観測し、広田川の決壊によって大きな被害を受けました。
今回更新する『幸田町防災ハザードマップ風水害対策』には、矢作川の「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)※1」及び広田川・乙川の「浸水予想図※2」を重ね合わせ、浸水が予想される最大の深度や、土砂災害(特別)警戒区域について、発生する危険のある災害を色分けして記載しました。
安全な場所にいる場合は、避難する必要がありません。『幸田町防災ハザードマップ風水害対策』を活用し、お住まいの地域やご自宅の周囲に危険が予想される場所がないかを確認し、避難の必要性や方法、ルート、タイミング、備蓄品などについてご家族で話し合い、マイ・タイムラインシートを作成してください。
なお、「幸田町防災ハザードマップ」は、幸田町役場3階防災安全課で5月から配布します。
※1 水防法14条によって指定され、矢作川が氾濫した場合に浸水が想定される区域について記載されたもので、およそ1,000年に一度の確率で降る大雨(24時間総雨量683mm)を想定しています。
※2 水防法における指定区間外(上流や支川)を含み、広田川や乙川が氾濫した場合に浸水が想定される区域について記載されたもので、およそ1,000年に一度の確率で降る大雨(広田川で24時間総雨量770mm、乙川で48時間総雨量785mm)を想定しています。水防法指定区間外や支川からの氾濫も含まれることから、「洪水浸水想定区域図」よりも浸水が予想される範囲が広がります。
ハザードマップとは
ハザードマップとは、万が一の火山の噴火や、河川が氾濫した場合に備えて、住民が自主的に迅速に避難できるよう、被害の想定される区域と被害の程度、さらに避難場所、避難経路などの情報を地図上に明示したものをいいます。
幸田町防災ハザードマップ
- 幸田町防災ハザードマップ(全頁版) [PDFファイル/19.23MB]
- 幸田町全域 [PDFファイル/11.73MB]
- 坂崎学区 [PDFファイル/5.85MB]
- 幸田学区 [PDFファイル/7.19MB]
- 中央学区 [PDFファイル/6.92MB]
- 荻谷学区 [PDFファイル/6.39MB]
- 豊坂学区 [PDFファイル/7.42MB]
- 深溝学区 [PDFファイル/6.86MB]
- 幸田町内浸水実績図(平成20年8月末豪雨) [PDFファイル/9.24MB]
- 正誤表 [PDFファイル/74KB]
- 避難勧告等廃止(令和3年5月20日災害対策基本法等一部改正) [PDFファイル/113KB]
※土砂災害警戒区域について
土砂災害警戒区域については、幸田町防災ハザードマップ作成以後も新たに指定された区域があります。
最新の区域指定の状況については、愛知県ホームページ内の「県内の区域指定及び基礎調査の結果の状況について<外部リンク>」及びマップあいちの「愛知県土砂災害情報マップ<外部リンク>」を御確認ください。
※愛知県浸水予想図について
平成27年の水防法改正を受け、令和元年9月30日に想定最大規模降雨(L2)による浸水予想図が愛知県から公表されました。
最新の浸水想定区域等については、愛知県浸水予想図<外部リンク>で御確認ください。
いざという時のためのお願い
- マップの中で、自宅や職場などの日常生活の場所を確認し、付近の浸水深、避難施設や避難所までの経路を事前に確認してください。
- 水害の恐れのある場合は、町から避難勧告や避難指示が発令されますので、避難所へすみやかに避難してください。氾濫水の勢いは激しく、堤防近くの家屋は破壊・流出の可能性があり、人命に危険が及ぶ場合も考えられます。
- 河川が氾濫した場合や大雨により浸水した場合、屋外での移動は危険です。自宅や近隣建物の2階以上へ一時避難(垂直避難)し、救助を待つことも検討してください。