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人・農地プランについて
人・農地プランとは
「人・農地プラン」とは、地権者・耕作者を中心とした地域の関係者の話合いに基づき、地域の現状や将来の課題を共有することにより、今後の地域の農業を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を決めるものです。
農業において問題とされている高齢化や後継者不足などの「人の問題」と耕作放棄地の増加などの「農地の問題」を解決するための「未来の設計図」とするため、今後その地域で農業の中心となる経営体(中心経営体)は誰か、また、その中心となる経営体へどのように農地を集めていくかなどをアンケートや地域での話し合い等により将来の地域農業のあり方などを地区のプランに定めます。
地域の関係者の話合いとは
○地権者の意向調査(農業の継続、後継者の有無、規模拡大希望等)結果と現状の担い手農家別の経営状況、高齢の耕作者分布状況等を図面にしたものを活用して現状を知る。
○地区で耕作を行う中心経営体が、将来どの程度面積の引受けが可能かを検討する。
○新たな担い手の確保が必要か、また地区外からの募集等が必要か検討する。
○農地の集積・集約化に向けて検討する。
詳細は人・農地プラン<外部リンク>(農林水産省ホームページへ)
幸田町の人・農地プランについて [Wordファイル/73KB]をご覧ください。
人・農地プランへの位置づけメリット
「人・農地プラン」へ中心経営体として位置づけをされた方には様々な支援があります。主な支援は下記のものがあります。
- 農業次世代人材投資資金(旧 青年就農給付金)<外部リンク>(農林水産省ホームページへ)
- 経営体育成支援<外部リンク>(農林水産省ホームページへ)
- スーパーL資金の金利負担軽減措置<外部リンク>(農林水産省ホームページへ)
※支援を受けるためには、「人・農地プラン」への位置づけの他に要件がある場合があります。
実質化された人・農地プランについて
本町では、 平成24年11月に「人・農地プラン」を作成し、毎年更新を行ってきました。
令和元年度より「人・農地プランの実質化」のため、下記の工程のとおり手続きを進め、令和2年3月17日菱池開墾地区、令和3年3月2日町内残り全地区において、実質化が完了いたしました。
各地区のプラン及び地図は次のとおりです。
菱池開墾地区 話し合い後 地図 [PDFファイル/727KB]
大字坂崎・長嶺・久保田地区 プラン [PDFファイル/9.65MB]
大字坂崎・長嶺・久保田地区 地図 [PDFファイル/2.46MB]
大字大草・高力・相見地区 プラン [PDFファイル/4.69MB]
大字大草・高力・相見地区 地図 [PDFファイル/2.34MB]
大字永野・菱池・野場地区 プラン [PDFファイル/12.16MB]
大字永野・菱池・野場地区 地図 [PDFファイル/3.07MB]
大字横落・芦谷・荻地区 プラン [PDFファイル/4.09MB]
大字横落・芦谷・荻地区 地図 [PDFファイル/1.71MB]
大字逆川・桐山・六栗・上六栗地区 プラン [PDFファイル/4.29MB]
大字逆川・桐山・六栗・上六栗地区 地図 [PDFファイル/3.07MB]
プランがより実行し得るものとなるよう、話し合いの資料としての地図を定期的に更新し、さらなる地域での話し合いを実施していただくための支援を行っていく予定です。
令和元年度、2年度に、実質化への流れ及び工程を下記のとおり実施しました。
- アンケート調査により地域農業に関する意向把握
- アンケート結果を基に地域での話し合いを実施し、プラン、土地利用図(地図)の素案を作成
- 「人・農地プラン」検討委員会にて検討
- 「人・農地プラン」の決定
実質化に向けての工程 工程表[PDFファイル/53KB]