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子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)定期予防接種について

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記事ID:0017177 更新日:2022年3月31日更新

子宮頸がん定期予防接種

 子宮頸がん予防接種は、平成25年4月から12~16歳の女子を対象に定期接種となりましたが、ワクチンと因果関係を否定できない持続的な疼痛等の副反応がワクチン接種後に特異的に見られたことから、平成25年6月以降、国の勧告により、積極的勧奨を差し控えておりました。

 しかしその後、国において専門家による検討が継続的に実施された結果、安全性について特段の懸念が認められず、ワクチン接種による有効性が副反応によるリスクを明らかに上回ると認められたため、令和3年11月に接種勧奨が再開されています。

 令和5年4月1日からは、シルガード9(9価ワクチン)が加わり、定期で使用できるワクチンは3種類になりました。

 接種前には、必ず厚生労働省のホームページ<外部リンク>に掲載のリーフレットをお読みいただき、子宮頸がんワクチンについて十分理解したうえで予防接種を受けましょう。

 ※積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃したかたに対して公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、定期接種の特例としてキャッチアップ接種を実施しております。対象のかたは、こちらのページをご覧ください。

 

対象者

 標準的な対象年齢:中学1年生~高校1年生の年齢に相当する女性

※小学6年生で接種を希望するかたは、事前の申請が必要です。母子健康手帳をお持ちになり、保健センターへお越しください。(小学6年生未満のかたは定期接種の対象になりません。)

 

ワクチンの種類とスケジュール

子宮頸がんワクチンの接種回数と接種方法
ワクチン名

サーバリックス

(2価)

ガーダシル

(4価)

シルガード9

(9価)

接種回数

3回

3回

●15歳の誕生日の前日までに接種を開始した場合は、2回

●15歳以上で接種を開始した場合は、3回

接種方法

 標準的な接種方法としては、1か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。

上記接種ができない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回接種。

標準的な接種方法としては、2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。

上記接種ができない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種。

●15歳の誕生日の前日までに接種を開始した場合は、標準的な接種方法として、6か月の間隔をおいて2回接種。

上記接種ができない場合は、5か月の間隔をおいて2回接種。

※5か月未満の間隔の場合、3回目の接種が必要です。

●15歳以上で接種を開始した場合は、標準的な接種方法としては、2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。

上記接種ができない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種。

 

 

※2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の互換性に関する安全性、免疫原性、有効性に関するデータはないことから、原則同一のワクチンを接種しましょう。

※接種医師と相談のうえで、2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)で接種を開始後に9価ワクチンで接種を完了する場合は、1回目と2回目の最短の間隔は1か月、2回目と3回目の最短の間隔を3か月とします。​

 

子宮頸がんワクチンについて

 予防接種法に基づく定期予防接種として公費で接種できるのは、2価ワクチン(サーバリックス)、と4価ワクチン(ガーダシル)の2種類です。令和5年4月1日からは9価ワクチン(シルガード9)が加わり、3種類になります。

 2価ワクチン(サーバリックス)は、HPV16型と18型の2つの型に対して感染症予防効果を持ちます。

 4価ワクチン(ガーダシル)は、HPV16型と18型に加えて、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型の4つの型に対して感染症予防効果を持ちます。

 9価ワクチン(シルガード9)は、4価(ガーダシル)に含まれるHPV6、11、16、18型に加え、HPV31、33、45、52、58型の9つの型に対して感染症予防効果を持ちます。

 これまでに2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)を1回または2回接種したかたについては、原則として同じワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から9価(シルガード9)に変更し、残りの接種を完了することも可能です。

 まだ一度も接種したことがないかたについては、医療機関で相談し、接種できるワクチンで接種してください。

 

子宮頸がんについて

 子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。

 日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,800人の女性が亡くなっています。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、毎年、約1,200人います。特効薬などの確実な治療法はありません。近年、子宮頸がんのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが発見されました。子宮頸がんの予防に効果があるのは、ワクチン接種と子宮頸がん検診の2つです。

 予防接種を受けてもすべての子宮頸がんが予防できるわけではありません。20歳を過ぎたら、2年に1回は子宮頸がん検診を受けましょう。

 関連情報

  幸田町の個別子宮がん検診

    


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