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電話機のスピーカーモード(ハンズフリー)機能の活用について
119番通報を受信した消防指令センターの指令員は、通報の内容から傷病者が重症である場合や緊急度が高いと判断した場合に、通報者やそばに居合わせた人にご協力いただき、電話を介して胸骨圧迫などの応急手当の方法を伝える「口頭指導」を行っています。
・指令員が行う口頭指導について
・反応がなく、呼吸をしていない人に対する「胸骨圧迫」
・のどに物が詰まった人に対する「異物除去法」
・出血している人に対する「止血法」
などがあります。
効果的な応急手当を行っていただくため、電話機をスピーカーモード(ハンズフリー)に切り替えていただくようお願いすることがあります。
スピーカーモード(ハンズフリー)とは、電話機のスピーカーボタンを押すことで、耳元から受話器を離しても通話が可能となる機能です。
スピーカーモード(ハンズフリー)に切り替えることにより、応急手当を行う際に両手を使用することができ、効果的な応急手当が可能となります。
もしものときに備えて、ご自宅の固定電話やご使用の携帯電話にスピーカーモード(ハンズフリー)機能が付いているか、また、使用方法についてご確認ください。
↑固定電話(例)
↑スマートフォン(例)
↑実施中の様子
・傷病者の状態を詳しく伝えてほしいので、できるだけ傷病者の近くから通報してください。
固定電話からの119番通報で、傷病者と離れている場合は、子機電話に切り替えてもらうか、携帯電話から再度119番通報するようお願いすることがあります。