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国史跡島原藩主深溝松平家墓所の調査

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記事ID:0012952 更新日:2022年2月19日更新

国史跡島原藩主深溝松平家墓所東廟所の発掘調査

 幸田町では、現在、過去の自然災害で被害を受けた東廟所(島原藩主歴代墓所群)の整備に向けた情報収集のため、国庫補助事業として、墓所内の発掘調査を行いました。

 調査を進める中で、土中に埋もれていた過去の情報が明らかとなりましたので、ここで、調査の一端を紹介したいと思います。

  墓所航空写真

 

◇調査の目的

 今年の調査は、東廟所山門の両脇に築かれている石垣の倒壊状況や現存する石垣の組み方などの確認を目的としています。

◇調査の期間

 令和4年2月初旬~2月末

◇調査で明らかになったこと

 調査区R3-T1 

 ⑴ 倒壊した、4段からなる石垣塀が確認されました。この石垣塀は、本来は直立しており、上には土塀が乗っていました。昨年度行った隣接の調査区でも、同様の倒壊した石垣塀が確認されていますが、これらの倒壊石垣は、三河地震の際の横揺れにより、倒れたものと考えられます。 

  石垣 

 

(2) 石垣の基底石(一番下の段の石)の底部とその下に敷いてある平たい石が見つかりました。平たい石は石垣の水平調整のために敷いた根石(ねいし)の可能性も考えられます。

  根石

 

 


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