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一般廃棄物最終処分場の地下水の行政検査

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記事ID:0008137 更新日:2020年11月13日更新

行政検査で判明した幸田町の地下水汚染について

 愛知県が一般廃棄物最終処分場の監視指導の一環として、最終処分場の周縁の地下水の行政検査を実施しています。
 2020 年10 月8日(木曜日)に、幸田町大字六栗の最終処分場の周縁地下水を分析したところ、砒素が地下水環境基準を超過しました。
 このため、当該処分場における維持管理状況や、これまでの愛知県及び幸田町の採水調査結果等を確認したところ、現時点では、同処分場に起因するものとは認められませんでした。
 今後、愛知県と連携して、環境基準超過の原因を調査するとともに、周辺の井戸所有者に対する情報提供等を実施します。

1 調査結果の概要

 
調査地点 項目 調査結果
[mg/L]
地下水
環境基準
[mg/L]
採水日
幸田町大字六栗 砒素 0.011
(1.1倍)
0.01以下 10月8日

   注:調査結果欄の( )内は、環境基準に対する倍率を示す。

2 今後の対応

  愛知県と連携し、速やかに以下のとおり対応します。
 (1)環境基準超過の原因調査及び周辺の地下水調査を実施します。
 (2)環境基準超過井戸及びその周辺の井戸所有者に対して、愛知県と連携して情報提供等を実施します。

参 考

1 行政検査について

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45 年12 月25 日法律第137 号)に基づき、一般廃棄物処理施設に対して、立入検査等を実施し、適正な維持管理の指導を行うとともに、焼却炉の排ガス及び燃えがら・ばいじんや最終処分場の浸出水及び周縁の地下水等について検査を実施し維持管理の状況を確認しています。
 今回は、幸田町内の最終処分場について、処分場設置者が設置した近傍の井戸(処分場の上流側(2本)・下流側)において地下水を採水し、分析を行ったもので、上流側の井戸1本では砒素が超過しましたが、その他の井戸については基準値の超過はありませんでした。

2 健康影響について

 〇 砒素
 急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、全身疼痛、麻痺、呼吸困難、角化や色素沈着などの皮膚への影響、下痢を伴う胃腸障害、腎障害、末梢神経障害が報告されており、砒素化合物の致死量は体重1kg あたり砒素として1.5~500mg と考えられています。
 慢性の中毒症状としては、砒素に汚染された井戸水を飲んだことによって、皮膚の角質化や色素沈着、末梢性神経症、皮膚がん、末梢循環器不全などが報告されています。
  (出典:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)


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