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外来種を野に放さないでください︕

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記事ID:0006862 更新日:2020年9月29日更新

外来種とは


外来種とは、もともとその地域にいなかったのに、⼈間の活動に伴って他の地域から⼊ってきた⽣き物のことです。国外だけでなく⽇本国内のある地域から、もともといなかった地域に持ち込まれた「国内由来の外来種」に該当する⽣き物もおり、もとからその地域にいる⽣き物に影響を与える場合があります。
対して在来種とは、昔からその地域にいた⽣き物のことです。


外来種の問題点

⽣態系への影響


外来種が侵⼊すると、在来種を⾷べたり、交雑して雑種を作ったり、在来種の⽣息場所を変化させて住めなくさせてしまうことがあります。
例︓ミシシッピアカミミガメ、コイ、オオキンケイギクなど

⼈の⾝体・健康への影響


毒を持った⽣き物に刺されたり、噛みつかれる危険性があります。また、花粉症などアレルギー症状の原因ともなります。
例︓セアカゴケグモ、カミツキガメ、オオブタクサなど

農林⽔産業への影響

畑を荒らしたり、他の植物の成⻑に影響を与えるなど、農林⽔産業に危害を加えることがあります。
例︓アライグマ、ヌートリア、モウソウチクなど

外来種の被害を予防する三原則

⼊れない

ガーデニングや植樹をするときは、外来種ではなくその場所に由来する種類を使うようにしましょう。コイやホタルなどの安易な放流はやめて、⽣き物が⾃然に住み着く環境づくりをしましょう。

捨てない

飼っている⽣き物は外来種に限らず、最後まで責任を持って飼育しましょう。また、しっかりと管理して外へ逃げ出さないようにしましょう。

拡げない


野外にある外来種を他の地域に持ち込んだり、植え替えたりしないようにしましょう。法律や条例で移動が禁⽌されている種もあります。

特定外来⽣物とは


特定外来⽣物とは外来種のなかでも、特に環境に悪影響を与える⽣き物のことをいい、その類は法律によって定められています。これらは、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸⼊・野外に放つことなどが原則として禁⽌されています。また、特定外来⽣物でなくても、侵略性が⾼く、⽣態系、⼈の⽣命・⾝体、農林⽔産業に被害を及ぼす⼜はそのおそれがある「⽣態系被害防⽌外来種」に該当する⽣き物もいます。

外来⽣物法に関する詳細はこちらをご覧ください。外来⽣物法(環境省ホームページ)<外部リンク>

幸⽥町で繁殖している主な外来種

アライグマ(特定外来⽣物)

しま模様のしっぽが特徴です。在来の⼩動物を⾷べるほか、農作物被害や建造物への侵⼊が問題となっています。

アライグマ画像

ハクビシン(特定外来⽣物)

額下部から⿐鏡部中央に⽩線が⼊っているのが特徴です。この⽣き物も農作物被害や建造物への侵⼊が問題となっています。

ハクビシン画像

オオキンケイギク(特定外来⽣物)

4⽉〜7⽉頃に⻩⾊い美しい花を咲かせますが、繁殖⼒が強く、河原などで他の植物の⽣育場所を奪います。

オオキンケイギク画像


アレチウリ(特定外来⽣物)

1年草の植物で、⽣育速度が⾮常に速いです。河川敷などで多く⾒られ、その場所にもともといる在来種に影響を与えます。

アレチウリ画像


セイタカアワダチソウ(⽣態系被害防⽌外来種)

⻑い地下茎をもつ多年草であり、河川敷や⼟⼿などで多くみられます。他の植物の⽣⻑を阻害する物質を根から放出します。

セイダカアワダチソウ

アメリカセンダングサ(⽣態系被害防⽌外来種)

7⽉〜9⽉頃に開花します。実には扁平でかぎ状の剛⽑の⽣えた2本の棘があり⾐服などにくっつきます。畑にも広く発⽣し、農作物に影響を与えます。

アメリカセンダングサ

シナダレスズメガヤ(⽣態系被害防⽌外来種)

河原や野原に繁殖する多年草であり、育つと先が傾きます。この植物が繁殖すると、増⽔時に砂を堆積させるため、河原にもともと住んでいる在来の植物の⽣息環境が失われてしまう危険性があります。

シナダレスズメガヤ

愛知県では、特に⾃然環境などへの影響があり、対策の必要性が⾼い代表的な外来種30種を公表していますので、詳細はこちらをご覧ください。

あいちの外来種(愛知県ホームページ)<外部リンク>


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