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食品ロスアンケート

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記事ID:0001062 更新日:2020年7月27日更新

​食品ロスアンケート(幸田町生活学校)

幸田町生活学校さんが食品ロスアンケートを実施されましたので、アンケート結果をご紹介します。

  • 日時 第36回こうた産業まつり(平成29年11月12日)
  • 場所 生活学校コーナー「食品ロス削減の啓発展示」にて
  • 対象者 来場者一般
  • 調査方法 個別面接調査方法
  • 目的 平成27年度から食品ロス削減全国運動を展開している。捨てられた食品についてアンケートから町民の意識を知り、幸田町環境課の食品ロス削減のちらしと食品ロス削減家計簿手帳等を配布し、展示の説明をしながら削減への協力をお願いすること。

食品ロスアンケート結果報告

※ 複数回答可のアンケートです。

※ 選択していないもの(未回答)もあり、合計で100%にならない場合があります。

(1) 人数 198名

性別

男性19名(9月6日%) 女性179名(90.4%)

年代別

10代 3名 20代 7名 30代 14名

40代 28名 50代 23名 60代 54名

70代 61名 80代 7名 不明 1名

年代別の画像1年代別の画像2

(2) 家庭の食品ロス

  1. 調味料などの使い残し(39.8%)
  2. 食べ残し(36.3%)
  3. 皮を厚くむき過ぎたりして過剰に捨てられている物(32.3%)
  4. 手つかず食品(買ってきたまま、贈答品などの食品)(25.2%)
  5. ロスを出したことはない(10月6日%)
  6. その他(3月5日%)(作りすぎた保存食・キャベツの外葉)

家庭の食品ロス

(3) 食べ残した時の処理

  1. 次の食事にまわしたり、作り変えて食べきる(60.6%)
  2. 作る量を考えて残さない(19.1%)
  3. ほとんど捨てる(17.1%)
  4. その他(2.0%)(タッパーで残す・畑に入れる・お父さんに食べてもらう)

食べ残した時の処理

(4) 買い物前の冷蔵庫内チェック

  1. 時々する(50.5%)
  2. 毎回する(21.2%)
  3. 気になった時にする(13.6%)
  4. しない(14.6%)(たまに捨てることがある)

買い物前の冷蔵庫内チェック

(5) 冷蔵庫内の食材の使い切り

  1. 使い切っている(51.0%)
  2. 捨てることがよくある(34.8%)
  3. その他(14.1%)

冷蔵庫内の食材の使い切り

(6) 賞味期限の正しい説明はどちらですか

  1. 期限を過ぎてもすぐに食べられないということではない(94.9%)
  2. 期限を過ぎると食べられない(5.0%)

賞味期限の正しい説明はどちらか

(7) 買い物で手前に陳列されている食品を選びますか

  1. 常に日付の新しい物を選ぶ(58.5%)
  2. 利用予定に照らして消費期限を確認して選ぶ(27.7%)
  3. いつも手前から選ぶ(10月1日%)
  4. 考えたことがない(1月5日%)

手前に陳列されている食品を選ぶか

(8) ドギーバッグを知っていますか

  1. 知っている(46.9%)
  2. 全く知らない(30.3%)
  3. 聞いたことがあるが意味を知らない(21.7%)

ドギーバッグを知っているか

(9) 3010運動を知っていますか

  1. 知っている(11月1日%)
  2. 全く知らない(67.6%)
  3. 聞いたことがあるが意味を知らない(20.7%)

3010運動を知っているか

(10) 3分の1ルールを知っていますか

  1. 知っている(12月1日%)
  2. 全く知らない(63.6%)
  3. 聞いたことがあるが意味を知らない(23.7%)

3分の1ルールを知っているか

(11) 食品ロスをなくすための工夫

  • 手持ちの食品を常に管理、確認する
  • 買い物の回数を減らす
  • 使い切ってから買う、冷蔵庫内を空にして買い物に行く
  • 余分に買わない、無駄な買い物はしない、多量に買わない
  • 作る量を考えて余分に作らない
  • 少量を選ぶ
  • 当日作る献立なら見切り品を買う
  • 使い切れるか考えながら購入
  • 冷蔵庫内を毎回チェックする
  • 1週間の献立を考えて買い物をする
  • 買いだめしない
  • 消費期限の切れそうなものは目につく所へ置いておく
  • 野菜の切りくずはスープを作る
  • 食べる分だけ作るが余ったら冷凍保存する
  • ペットの食料に利用
  • あるものでメニューを考えて使い切る、料理の工夫
  • 調味料等は開封日を記入して使い切る
  • 野菜の皮など食べられるものは利用する
  • 食品を曜日を決めて管理して食品を使い切る
  • まとめ買いや作り置きをする
  • 使わない食材はなるべく早く使いそうな人にさしあげる
  • 冷蔵庫の奥が見えるようにしておく
  • 残りを別の料理やおやつに作り変える
  • 野菜を使い切ることを考えて調理する
  • 調理の下ごしらえの時、捨てる部分を考えて減らすよう心がける
  • 生の食材購入は量に気をつける
  • しおれた野菜は水あげして使い、多いものは干物にする
  • 作ったものは早めに人にあげる

まとめ

 全国の食品ロス621万トンのうち約半数が家庭から出されている。今回のアンケートの結果では、9割の家庭が食品ロスに出されている。食品ロスの最も多かったのは、調味料などの使い残しで、39.8%であった。次に、食べ残し36.3%、皮を厚くむき過ぎたりして過剰に捨てられている物32.3%、手つかず食品25.2%の順であった。また、冷蔵庫の食材を使い切っていないは49%にもなっている。買い物に出かける前の冷蔵庫チェックを毎回していないが78.8%あり、その内、全くチェックしていないは14.6%もあった。冷蔵庫の中身をチェックして買い物に行くことが食材を残さないことにつながると考えられる。
 スーパーなどでの買い物の時、常に日付の新しい物を選ぶは58.5%。陳列の手前から選ぶは10月1日%である。ほとんどの人は、手前でなく奥から選んでいることになる。食品の期限表示である消費期限や賞味期限を知っているが、新しい物が良い意識が強く植え付けられている。買い物の仕方が食品ロス削減につながる意識はあまりない。日付は安全な期限の目安である。過剰な意識を変えていく必要がある。
 ドギーバッグは半数の人が、3010運動は約9割が意味を知らないと答えている。社会で何が勧められているか情報が届いていない。
 年代が様々な人のアンケートは尋ねる内容が難しいが、今回、アンケートと啓発チラシの内容がリンクしていて、情報をわかりやすく渡すことが出来たのでとても良かった。また、個別面接調査だったので、終わった後すぐ、食品ロス削減の啓発掲示を見ながらドギーバッグや3010運動の説明をして知ってもらえた。情報が届きにくい世代や関心のない人々にどのようにしたら良いのか、年代に応じた情報の提供の仕方を考える必要がある。子供連れの若いご夫婦の夫にお願いした時、3010運動について関心を持ってもらえた。この運動こそ宴会の多い人々への積極的な啓発が必要である。また、男性のアンケート参加者は少なかったが、食品ロス削減の意識づけになったと思う。さらに子供が「残さないこと?」と言ったので、子供にも食品ロス削減に向けた啓発活動が大切であると気づいた。家庭の中や外食(宴会を含む)での食品ロスは、一人一人の意識や工夫で減らすことができる。消費者としての意識をどう育てるのか?アンケートから多くの人が食品ロスを減らす為の工夫(買い物・調理・管理)をしているが、良い工夫を共有し、それぞれの家庭に合った方法を見つけて続けていくことが削減につながる。


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