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麻しん(はしか)に関する情報

3 すべての人に健康と福祉を
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記事ID:0023774 更新日:2025年4月8日更新

麻しん(はしか)にご注意ください!

 麻しんについては、令和7年3月現在、海外における流行が報告されています。特に、ベトナムをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しており、今後、輸入事例の更なる増加や、国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。

 日本では土着の麻しんウィルスが認められなくなったため、平成27(2015)年3月27日にWHO(世界保健機関)西太平洋地域事務局により、麻しんの排除状態にあることが認定されました。しかし、海外渡航者または海外からの旅行者等により日本にウイルスが持ち込まれ、麻しんの免疫が弱いまたは持たない方が感染するリスクが高まっています。麻しんを発症すると肺炎・中耳炎を併発しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を発症するといわれていますので、麻しんにかかっていない方や予防接種を受けていない方はご注意下さい。

麻しんとは

 麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱になり、「コプリック斑」と呼ばれる周りが赤く中心が白い粘膜疹が頬の内側に出来ます。その後全身性の発疹が現れます。

 現在、麻しんワクチンは幼児期に2回接種する機会がありますが、昭和47年9月30日以前の生まれの方は予防接種を受けてない可能性があり、昭和47年10月1日から平成2年4月1日生まれの方は1回のみ接種を受けている可能性があります。

 町民のみなさまへ

感染予防について

 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは防ぐことができません。

 麻しんの予防接種が最も有効な予防法です。沖縄県や海外(アジア・アフリカ・ヨーロッパ地域)への旅行を予定されている方は接種をご検討ください。

 ただし、妊婦の方は予防接種をすることができませんので、流行地への旅行や人混みをできるだけ避けるようにしてください。

予防接種について

 1歳児および就学前の年度(年長児相当)の2回、定期接種として麻しん風しん混合ワクチンを公費で接種することができます。まだ接種をしていない方は、早めに接種しましょう。

 麻しんワクチンは、1回のみの接種でも数%の割合で免疫を十分に得られない場合があります。 麻しんにかかったことがなく、予防接種も受けたことがない方は、十分な抗体ができていない可能性があります。麻しんワクチンは自費で受けることもできますので、希望される場合はかかりつけの医師に相談してください。

麻しんかな、と思ったら

 発熱や発疹があったら、すぐに医療機関にかかりましょう。

 受診の際は、電話で事前に 医療機関に症状等を伝えたのち、医療機関の指示により受診してください。

 また、万が一麻しんであった場合の感染拡大を予防するため、公共交通機関はできるだけ使用せず、自家用車等で移動してください。

参考ページ

★麻しんについて(厚生労働省ホームページ)★<外部リンク>

★麻しんリーフレット★ 【出国前の注意事項】 [PDFファイル/139KB] 【帰国後の注意事項】 [PDFファイル/129KB]

★愛知県における発生状況の詳細★ 愛知県衛生研究所のホームページ「愛知県 麻しん・風しん患者発生報告状況」<外部リンク>に掲載されています。

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