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お酒と上手に付き合いましょう!
適量のお酒は食欲増進や疲労回復に効果があると言われています。しかし飲み方によっては、肥満や高血圧、肝機能障害、がんなど多くの生活習慣病を招きます。
11月10日~11月16日はアルコール関連問題啓発週間です
アルコール関連問題とは、アルコール健康被害及びこれに関連して生ずる飲酒運転・暴力・虐待・自殺などの問題と定義されており、本人の健康問題だけでなく、その家族や周囲にも深刻な影響を及ぼしてしまいます。お酒と楽しく付き合うために、正しい知識を身につけて適正飲酒を心がけましょう。
お酒の適量の目安(1日あたり純アルコールで約20グラム)
いずれかひとつが1日あたりの適量の目安です。
お酒の弱い人や女性、高齢者は基準より少なめと考えましょう。
ビール(5%) | 日本酒(15%) |
チューハイ (7%) |
焼酎 (25%) |
ワイン (12%) |
ウイスキー (40%) |
---|---|---|---|---|---|
500ml |
1合 |
350ml |
100ml (ぐい飲み2杯分) |
200ml (少なめ量で2杯分) |
60ml |
寝酒はやめましょう
眠れない時に飲酒すると眠りにつきやすくなりますが、かえって睡眠が浅くなり目を覚ましてしまいます。
また、徐々にアルコールの量が増えアルコール依存症につながるので寝酒はやめましょう。
未成年の飲酒
未成年は、成人に比べてアルコールの分解能力が低いため、成長期にお酒を飲むと脳や臓器、骨などの発育に影響します。また、急性アルコール中毒になる危険性が高くなります。
飲酒開始年齢が低いほどアルコール依存症になるリスクが高いこともわかっています。
周りの大人が責任をもって未成年の飲酒を防ぎましょう。
妊娠・授乳中の飲酒
妊娠中にアルコールを摂取すると胎児性アルコール症候群になる危険性があり、生まれてくる赤ちゃんの発育発達が遅れる可能性があります。
また、授乳中も母乳を通じて赤ちゃんに危険を及ぼす可能性があるので、アルコールは控えましょう。
アルコール依存症セルフチェック
あてはまるものにチェックしてみましょう。
- 飲酒を減らさなければと感じたことはありますか?
- 他人があなたの飲酒を非難するので、気に障ったことがありますか?
- 自分の飲酒について悪い・申し訳ないと感じたことがありますか?
- 神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために、迎え酒をしたことがありますか?
(CAGEテスト)
上記2項目以上当てはまった人はアルコール依存症の可能性があります。
専門の医療機関に相談しましょう。
関連リンク(相談先)
愛知県精神保健福祉センター アルコール専門相談<外部リンク>
愛知県 西尾保健所 健康支援課こころの健康推進グループ<外部リンク>