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うつ病について
記事ID:0000486
更新日:2020年7月27日更新
うつ病っていったいどんな病気?
こころの病気には、様々な病気がありますが、日本では、100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。さらに、厚生労働省が3年ごとに行っている患者調査では、うつ病を含む気分障害の患者さんが近年急速に増えていることが指摘されています。
うつ病とは、脳の神経系の病気で、ストレスなどが関係していると言われています。誰もがかかる可能性のある病気です。しかし、休養と治療で楽になる可能性が高い病気です。
自分で気づく、うつ病のサイン
- 悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分
- 何事にも興味がわかず、楽しくない
- 疲れやすく、元気がない(だるい)
- 気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう、何もする気がしない)
- 寝つきが悪くて、朝早く目がさめる
- 食欲がなくなる
- 人に会いたくなくなる
- 夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
- 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
- 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
- 自分を責め、自分は価値がないと感じる など
家族が気づく、うつ病のサイン
- 以前と比べて表情が暗く、元気がない
- 体調不良の訴え(身体の痛みやだるさ)が多くなる
- 仕事や家族の能率が低下、ミスが増える
- 周囲との交流を避けるようになる
- 遅刻、早退、欠勤(欠席)が増える
- 趣味やスポーツ、外出をしなくなる
- 飲酒量が増える など
職場の人が気づく、うつ病のサイン
- 元気がない
- 口数が少なくなる
- 冗談を言ったり笑ったりしなくなる
- 会議などで自発的に発言しなくなる
- 休暇や欠勤が目立つ
- 昼食をあまり食べなくなる
- 新聞・本などを読まなくなる
- よくため息をつく
- 疲れたと深刻な表情で訴える
- 気弱なことを言う
- 仕事に自信を失い自己卑下する
- 仕事がはかどらない
サインに気づいたら、専門家へ相談を
心配に気づいたらに、早めに専門家に相談するように声かけをしましょう
- あいちこころほっとライン365(こころの健康に関する相談)
愛知県精神保健福祉センター<外部リンク> 052-951-2881
毎日9時00分~16時30分 - メンタルヘルス相談
西尾保健所<外部リンク> 健康支援課 こころの健康推進グループ 0563-56-5241
月曜日~金曜日 午前9時~正午、午後1時~午後4時30分(祝日、年末・年始は除きます。) - 自殺総合対策サイト<外部リンク>(愛知県)
- 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳(厚生労働省)
<外部リンク> - 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス(厚生労働省)
<外部リンク>