本文
9月21日に青塚古墳発掘調査現地説明会を開催します!
町史跡青塚古墳、古墳の規模解明に向けた調査実施!昭和4年調査以来95年ぶりに石室内部の姿現る! 9月21日発掘調査現地説明会を開催します!!
青塚古墳は、5世紀後半から6世紀初頭に造られた前方後円墳で、幸田町域にかつてあった菱池周辺を支配した有力者の墓と言われています。明治43年の耕地整理に伴う土取りで見つかった金銅製帯金具は、全国的にも類例が少なく、愛知県で2件しかない出土例の1つです。平成29年の調査では、古墳の周りを巡る溝(周溝)の一部を確認し、現存規模の倍近い全長約38m、後円部径約20mの前方後円墳と推定されました。
令和6年は、8月から滋賀県立大学のご協力のもとで発掘調査を実施しており、墳丘上から周囲の田んぼにかけての調査区と昭和4年以来95年ぶりとなる石室の調査区を設けています。古墳北側の調査区では、古墳の周りを巡る溝や、墳丘上から周溝内に崩落したと推定される埴輪や葺石を確認しました。墳丘上の調査区では、斜面に敷かれた葺石や平坦な部分(テラス)に並べられた埴輪列を確認しました。葺石や埴輪の配列状況により、古墳本来の規模や形態が少しずつわかってきました。また、石室内に調査区を設けたことで、昭和4年調査時に記録された石室が姿を現しました。
令和6年9月21日㊏午前10時から午後3時まで現地説明会を開催します。是非お越しください!!
日時
令和6年9月21日㊏ ※小雨決行、荒天時は中止
午前10時~午後3時 自由見学
午前10時30分~11時30分 説明(1回目)
午後1時30分~2時30分 説明(2回目)
※ 説明は、調査を担当されました滋賀県立大学金宇大准教授に行っていただきます。
場所
青塚古墳 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字弁天
内容
令和6年度青塚古墳発掘調査成果報告
その他
・事前に申し込みは不要で、参加無料です。
・お車でお越しの場合は、坂崎公民館駐車場(幸田町大字坂崎字御屋敷22-1)を御利用ください。